血管が丈夫で、血液が健康だったら
脳梗塞や心筋梗塞などのリスクも減ります。
そこで、血管年齢を若返らせ
健康でいられる素敵な食材と
その効果的な料理法などをご紹介します。
血管を丈夫にする食べ物は?
血管年齢を若返らせて
健康的な血液にする食べ物、それは
”玉ねぎ”です。
うちの夫も市の健康診断で
かなりの高血圧でしたが
毎日食べる事で、だんだんと数値が正常に
近づいてきています。
玉ねぎは、血管を丈夫にする食べ物なのです。
タマネギの産地で有名な淡路島の住人は
毎日タマネギをいっぱい食べているので
血管年齢がとっても若いのです。
そして、玉ねぎの効果は
「選び方」「切り方」「料理法」で
全く違ってくるのです。
うちの夫も、健康診断で高血圧が発覚したので
玉ねぎ効果で血管年齢を若返らせることにしました。
血管年齢を改善する玉ねぎの成分
血管が老化すると、硬くなってしまい
動脈硬化になって、脳梗塞や心筋梗塞になる
リスクが高くなってしまいます。
そこで、玉ねぎの2大成分が
大活躍をしてくれるのです。
血管年齢の改善の玉ねぎの2大成分
1.血管を硬くさせない”ケルセチン”
2.血流改善に欠かせない”アリシン様物質”
アリシンはニンニクの成分なんですね。
それに近いので、玉ねぎの成分は
アリシン様物質なんですって。
これは、玉ねぎの辛味成分なのです。
玉ねぎのアリシン様物質は
血流改善に効果的な”硫化プロぺニル”になります。
血管がやわらかく、血液がサラサラできれいだったら
病気なんて、心配ないですよね。
本当に、素晴らしい成分です。
血管年齢を若返らせる玉ねぎの選び方
玉ねぎって、白っぽい綺麗な玉ねぎと
褐色の玉ねぎとありますよね。
血管を硬くさせない成分”ケルセチン”が
多く含まれる玉ねぎは、褐色の玉ねぎなのです。
だから、春先に売られている新玉ねぎよりも
秋ごろの褐色のタマネギの方が、いいわけです。
その差は、春収穫よりも
1.5~2倍ケルセチンが多いようです。
玉ねぎって、畑で太陽の光をいっぱい浴びると
活性酸素が発生します。
そこで、ケルセチンが活性酸素をやっつけてくれます。
そして、だんだんと褐色のたまねぎになるのです。
買ってきた玉ねぎでケルセチンを増やす
買ってきたタマネギで
ケルセチンを増やす方法があります。
それは、しばらく軒先に吊るしておくのです。
よく農家の家で
軒下に吊るされた玉ねぎを見かけませんか?
吊るして、太陽の光を浴びさせておくといいわけです。
1週間、日光に当てて干しておくと
ケルセチンが約3.5倍にもなるようですよ。
血管内でのケルセチンの働き
玉ねぎのケルセチンは、悪玉コレステロールによって
血管が硬くなるのを防いでくれます。
うちの夫の健康診断の結果も
コレステロールが多かったので
これは、気になるところです。
悪玉コレステロールと、活性酸素が結びつくと
有害物質に変化します。
その有害物質を免疫細胞マクロファージが
パクパク食べて、破壊します。
有害物質を食べた、マクロファージは
粥状のベタベタになってしまい
血管の壁にへばりついてしまうのです。
それが、血管を硬くしてしまう動脈硬化の原因となり
脳梗塞や、心筋梗塞となってしまうわけです。
そうなる前に、ケルセチンが
活性酸素をやっつけてくれるので
しっかり玉ねぎを食べて、マクロファージが
ベタベタと血管にへばりついてしまう前に
玉ねぎ成分で、やっつけてしまうといいのです。
大腸がんも防ぐケルセチンの効果
玉ねぎの素晴らしい成分”ケルセチン”ですが
血管に良いだけではなく
2017年のカナダのゲルフ大学の研究で判明したのですが
大腸がんの細胞を減少させる働きがあるのです。
がん細胞が、自ら死滅するのを
ケルセチンが誘導してくれるわけです。
血流改善に欠かせないアリシン様物質
血流改善に欠かせないアリシン様物質
玉ねぎの辛味成分である”アリシン様物質”ですが
実は直接、血流改善になるのではないのです。
”アリシン様物質”は、ある事をして
”硫化プロペニル”に変化すると
血流改善効果を発揮するのです。
”アリシン様物質”は、”硫化プロペニル”の材料というわけです。
その、”アリシン様物質”を増やすには
玉ねぎの切り方が大切なのです。
アリシン様物質を増やす玉ねぎの切り方
玉ねぎは、薄い皮をむいたら
上下を切って、全部食べます。
緑色になっている部分も食べましょう。
玉ねぎの2大成分のもう一つの
素晴らしい成分”アリシン様物質”を増やす
玉ねぎの切り方は、繊維に対して垂直に切るのです。
玉ねぎスライスをする時も
玉ねぎの繊維に沿って切ると
とってももったいない切り方を
していることになるのです。
アリシン様物質は、もともと玉ねぎの中に
入っているのではなく
「含有アミノ酸」と「酵素」がくっついて
アリシン様物質となるのです。
なので、繊維切ってアリシン様物質を
いっぱい作りましょう。
みじん切りだと、抜群ですね。
アリシン様物質が増えると、硫化プロペニルも
いっぱい増えるわけです。
切った玉ねぎは、ラップをして
冷蔵庫で保存しましょう。
血管年齢を改善する玉ねぎの料理法
血管を硬くさせない”ケルセチン”を
効率よく摂取するには”油”がおすすめです。
また、アリシン様物質は
しっかり熱を加えることで
より硫化プロペニルに変化します。
なので、玉ねぎを油で調理するといいですよね。
血管を若返らせるハンバーグを作るには
ハンバーグに玉ねぎのみじん切りを
混ぜ込むと思いますが
血流改善の効果をより得るのには
玉ねぎを先に炒めて肉に混ぜること。
アリシン様物質は、しっかり熱を加えると
より素早く多く硫化プロぺニルに変化します。
少しでも長く熱を加えた方が良いようです。
わが家では、時間が無い時は
玉ねぎを炒めずに、生のまま混ぜ込んでいましたが
これからは、必ず炒めるようにしようと思います。
玉ねぎは肉との相性がバツグン
玉ねぎは、肉の脂との相性も抜群です。
また、肉の臭みをとる効果もありますし
肉がやわらかくなる効果もあります。
なので、ハンバーグもそうですが
豚の生姜焼き、酢豚、親子丼など
様々な肉料理で、玉ねぎパワーを発揮できます。
玉ねぎと酢で生活習慣病の予防
酢玉ねぎで「動脈硬化」「血糖値上昇」「血圧上昇」を
防ぐ効果が期待できます。
酢玉ねぎの作り方は
1、みじん切りにした玉ねぎを30分放置。
2、酢、はちみつ、玉ねぎを鍋に入れる。
3、火にかけ、かき混ぜながら2分程度強火で加熱。
たくさん作ってガラス瓶で常備するといいですね。
わが家では、夫が高血圧なので
酢玉ねぎをいっぱい作って、いろんな食材に
ドレッシングがわりにかけて
食べるようにしています。
さいごに
玉ねぎを一日、1/2個食べるといいようです。
毎日しっかり食べて
血管を若返らせ、血液サラサラにしましょう。
そうすることで、健康的な毎日をすごすことが
できそうですね。
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